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大迫勇也が封じられ…首位・神戸が枠内シュート1本で広島に完敗。志知孝明のファイヤーボレー、加藤陸次樹の初ゴールに沈む

神戸の大迫勇也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

フアン・マタとヴェーチェイがデビューも、ヴィッセル最近の公式戦5試合で1勝のみ。

[J1 27節] 広島 2-0 神戸/2023年9月16日19:03/エディオンスタジアム広島

 J1リーグ27節、サンフレッチェ広島が志知孝明と加藤陸次樹のゴールで、首位のヴィッセル神戸に2-0の勝利を収めた。神戸に新たに加わったハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイ、元スペイン代表MFフアン・マタが揃って途中出場から日本デビューを果たしたが、勝点をもたらす活躍を見せられなかった。

 試合開始から攻勢に立った広島は開始7分、右クロスに詰めた左ウイングバックの志知が胸トラップから左足ファイヤーボレーを突き刺し、見事に先制に成功する。さらに31分、システム上のギャップを上手く生かして、加藤陸次樹が豪快なヘッドによる移籍後初ゴールを叩き込む。

 神戸はヴェーチェイ、フアン・マタが終盤に出場したものの、2点差は重く返せず……。最近明らかに傑出したパフォーマンスを見せていたスピードスターのジェアン・パトリッキの不在が響いた。

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 結局シュート数は広島19本、神戸4本、枠内シュートは広島5本、神戸1本と、ホームチームが快勝! ヴィッセルは大迫勇也が徹底マークに遭い、そこへのボールの出しどころも封じられた。首位をキープしたものの神戸は最近の公式戦5試合で1勝のみ。今後へいくつもの課題を残す完敗となった。

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