【札幌】引退決断の小野伸二へ、浦和、清水、琉球、フェイエノールトがメッセージ「静岡が生んだ天才、日本サッカー界の至宝」
小野伸二。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「沖縄県民にサッカーの楽しさをと興奮・熱狂を与えてくれました」。最終節はホームでのレッズ戦!
北海道コンサドーレ札幌に所属する元日本代表MF小野伸二(Shinji ONO)が9月27日、2023シーズンをもって現役引退すると発表した。
小野は1979年9月27日生まれ、静岡県出身、この日44歳の誕生日を迎えた。175センチ・74キロ。
これまでのキャリアは、清水商業高校 ― 浦和レッズ ― フェイエノールト ― 浦和レッズ ― VfLボーフム ― 清水エスパルス ― ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC ― 札幌 ― FC琉球 ― 札幌。 日本代表通算56試合・6得点。 1998年・2002年・2006年のワールドカップに出場。
今シーズンはこれまで天皇杯2試合に出場していた。
小野は札幌を通じて、次のようにコメントしている。
「皆さまに、ご報告があります。 サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました。
まだシーズン残り数試合ありますが、僕も試合に少しでも関われるように変わらず良い準備をしていきます。 最後まで応援よろしくお願いします。 小野伸二」
エックス(旧:ツイッター)では、「#足が走ろうと言ったらまた一緒にサッカーしましょう」のハッシュタグで、ファンから小野へメッセージが贈られている。
古巣である浦和レッズ(@REDSOFFICIAL)は最終節12月3日のアウェーゲームでの“再会”を楽しみにしている。また、在籍時にUEFAカップ(現・ヨーロッパリーグ)優勝を果たしたフェイエノールトは、「偉大なるキャリアが最後を迎えました。引退後(そして今日の誕生日を)楽しんでください」と英語でメッセージを綴っている。
また、出身地でもある清水エスパルス(@spulse_official)は「華麗なテクニックで日本平スタジアムを魅了した“輝く王国の太陽” その姿はエスパルスを愛する全ての方々にとってこれからも永遠に忘れられない存在です。静岡が生んだ天才、日本サッカー界の至宝」と称賛している。
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そして、在籍時に躍進を遂げたFC琉球(@fcr_info)は「ありがとう、小野伸二」「FC琉球には2019〜2020シーズンに在籍し、タピスタに、そして沖縄県民にサッカーの楽しさをと興奮・熱狂を与えてくれました」と感謝を伝えている。