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【鹿島】奇跡への一歩に。岩政監督が福岡戦へ「生き死にを賭けた戦いだと強調して臨みたい」

福岡戦前日練習での鹿島の岩政大樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS

逆転優勝を狙うためにも、アウェーで鬼門突破なるか!

[J1 29節] 福岡 – 鹿島/2023年9月30日15:00/ベスト電器スタジアム

 J1リーグの岩政大樹監督が9月29日、オンラインによる取材に応じて、翌日のアウェーでのアビスパ福岡戦に向けて決意を示した。

 前節の横浜F・マリノス戦で敗れた鹿島は3位から5位に順位を下げて勝点46のまま。一方、福岡は公式戦、リーグ戦それぞれ3連勝中で、鹿島と2ポイント差の8位につける。

 横浜FM戦の結果を受けて、岩政監督はより精度の高い多彩な攻撃を追求したいと語る。

「いろんなコンビネーションによって、もっと回数も多く、再現性を高く崩し切ることにトライしようと言いながら、クロスから点を取ることがウチは多いので、どうしてもそこに頼ってしまうことがあった反省からの改善点はあります。そういったところを確認しました。対福岡もありますが、自分たちのアップデート、いつもやっている作業にはなります」

 そして状況は極めて難しいものの、ここから6連勝を目指す。指揮官はそのためのまず1勝を狙うと強調した。

「(福岡について)3連勝していて、ケガ人が出ている状況下でも、今いる選手たちの良さを引き出し、それが結果につながっています。なかでもやりにくく勝つのが難しい相手だと思っています。

(鹿島にとっては)決勝戦の一つ。あと6つ全部勝つしかなく、生き死にを賭けた戦いだと強調して臨みたいです。

 福岡は自陣でリスクを冒さず、そこから自分たちの強みをいかに生かすか、しっかり整理されたサッカーをしています。それをしっかり突いていく術を持たないと、彼らの弱みを出させるところまで持っていけません。自分たちで取り組んでいるところを、そのままぶつけていきたいです」

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 アウェーでの福岡戦という鬼門突破なるか――。岩政監督は「一戦必勝がより色濃く出る試合。対福岡のアウェーという非常に難しい試合に対して、勝てる戦略・戦術で臨みたいと思います」と必勝を期した。

Posted by 塚越始

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