ジャニーズ問題、ホリエモンが斬る「次に責任をとるのは、黙認してきたテレビ局や新聞社などマスメディア」
ジャニーズ事務所の東山紀之社長。 (Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)
「経営体制をも刷新しなければいけないのでは」と指摘。
実業家の堀江貴文氏が10月2日、ユーチューブの「ホリエモンチャンネル」で、ジャニーズ事務所の東山紀之社長らが同社名を変更すること、そのうえで新しくエージェント会社を立ち上げると発表した記者会見を受けて、『ジャニーズ事務所の社名変更・廃業と新会社設立について解説します』と題した動画をアップした。
ジャニー喜多川氏(87歳で死去)の性加害問題により、ジャニーズ事務所が先月に続いて記者会見を実施。「SMILE-UP.」社と社名変更したうえで被害者への補償を全面的に解決したあと廃業に向かうなど、抜本的な改革に踏み切ることになった。その内容を受けて、堀江氏はスタッフの継続雇用、資金繰りなど当面の課題について詳しく解説した。
一方、ホリエモンこと堀江氏は、次はマスコミが責任を取る番であるとも指摘した。
「次に責任をとらないといけないのは、これを黙認していたテレビ局、放送局、新聞社、出版社、マスメディア。これまでジャニーズを扱っていたところは反省をしなければいけないし、経営体制をも刷新しなければいけないのではないでしょうか。
(ジャニーズ事務所は)『甘い』という指摘を受けて、大ナタを振るいつつあります。監視の目はより強まっていくのかなと思います。
抑圧されていた部分はあったとはいえ、ここぞとばかりにジャニーズ関係者を叩いているマスコミは、どうなのかと! 棚に上げるのが本当に得意だなと思っています。(責任を追求する)動きはより強まっていくと思います」
堀江氏はそのように経営陣の責任も問うべきだと強調していた。
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堀江氏は2015年、Jリーグのアドバイザーを担当。また現在東京都2部リーグのTOKYO2020 FCの設立者であり、自身も選手として登録している。