ホリエモンが週刊誌を提訴した箕輪氏を「全力応援」と表明。デジタル時代に問われる「プライバシーの線引き」
堀江貴文氏 (C)SAKANOWA
ユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で、裁判の経験を踏まえて語る。
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が11月20日、自身のユーチューブチャンネル『ホリエモンチャンネル』で、編集者・箕輪厚介氏が週刊誌を提訴した件について「全力で応援したい」と語る動画を公開し、話題を呼んでいる。
箕輪氏は週刊誌とそのWEB版によるプライバシー侵害を理由に光文社を提訴すると発表。すると、これまで明らかな虚偽報道に対し出版社を相手取り訴訟を起こした経験のある堀江氏は、「完全な事実無根の記事には法的措置を取ってきた」と説明した。
一方、プライバシー性の高い記事については「家族の話をさらす社会的意義はどこにあるのか」と疑問を呈した。
さらに堀江氏は、デジタル時代では公開された情報が半永久的に残り続ける点を指摘。「昔と違い、SNSで一瞬にして拡散する。デジタルタトゥーとして残ってしまう時代に、プライバシーの線引きが改めて問われている」と語り、今回の裁判の意義は大きいと強調した。
また自身の虚偽報道裁判を振り返り、相手の証拠が成り立たなくなったケースや、情報提供者が出廷しなかった過去に触れ、週刊誌報道の在り方にも改めて疑問を呈した。
そのうえで堀江氏は、今回の箕輪氏の行動を「強大な出版社に個人が立ち向かう構図」と評価。「拍手喝采になるのか、スルーされるのか分からないが、非常に重要な問題提起だ」と支持するスタンスを示した。
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最後には「ぜひ光文社には勝ってほしい。全力で応援している」とコメント。現代にあって、その訴えの持つ意味を強調していた。



