【福岡】長谷部監督「天皇杯は終わったが、チームは生きている」。天皇杯準決勝 川崎に敗れる…中2日でルヴァンカップ準決勝・名古屋へ
長谷部茂利監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
試合終了間際、鶴野怜樹が意地の一発。
[天皇杯 準決勝] 川崎 4-2 福岡/2023年10月8日15:30/等々力陸上競技場
天皇杯の準決勝、アビスパ福岡は川崎フロンターレに2-4で敗れて、決勝進出を逃した。
福岡の長谷部茂利監督は試合後の記者会見で、次のように振り返った。
「いい時間帯もありましたが、その時間が短く、チャンスの数も少なかったと思います。それでも粘り強く自分たちらしく戦えていたものの、ミスというわけではなく相手が良かったとも言え、防げた失点を繰り返してしまいました。ただ最後(試合終了間際)、鶴野(怜樹)が決めました。試合には負け、天皇杯は終わりましたが、チームはまだ生きている。そう言える内容でした」
川崎の守備が決してハマっていなかった……という印象を受けた。だからこそ、勝算はあると感じていただけに、悔しさも滲ませた。
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指揮官は「積み重ねているところの精度をより高め、正しい道を進んでいるだというベクトルを合わせて、進んで行きたいと思います」と語り、中2日で迎えるルヴァンカップ準決勝の名古屋グランパス戦へ意欲を示していた。