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賛否両論…FC琉球が新エンブレム発表。「対のシーサー」「王冠」など踏襲もファッションやデジタルマーケティングに対応

FC琉球のエンブレム。(C)FC Ryukyu

デジタル化への理解を示す声がある一方…。

 FC琉球は10月26日、2024シーズンから使用する新エンブレムなどクラブプロパティを発表した。使用開始は2024年1月1日から。

 琉球は2003年に誕生し、そこからJリーグ昇格を果たし、21シーズンを戦ってきた。次の10年は「沖縄を強くし、沖縄の誇るクラブとなり、沖縄からアジアへ」をコンセプトに、グローバルでも通用する「OKINAWA」というブランドプラットフォームの下、サッカーの垣根を越えてブランドを展開していく。

 新クラブ名称は「FC琉球OKINAWA」。呼称は「FC 琉球」のまま変更はない。

 新たなロゴは“OKINAWA”から世界へ発信するブランド名称とし、ファッションやデジタルマーケティングに対応すべく、20年の歴史を継承しながらシンボルを再構成した。

 既存エンブレムから、勝利を呼び込み離さない「対のシーサー」、かつて日本で唯一の王国があった琉球の誇りを示す「王冠」、戦う11人の集団を意味する「11本のライン」、クラブカラーの「ベンガラ×ゴールド」……これらの要素/DNAを引き継ぎ、ブランドに昇華したという。

 向かい合う2体のシーサーの顔は正面から見た一つの表情になり、背景にある11 本のラインは11人の選手を表す。2体が一つに、11人が一つに。それらのデザインエレメントがエンブレムとして一つに。”ONE OKINAWA” for J1. 沖縄を一つにするチームへ――。

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 インターネットのSNS上では、デジタル化のためへの理解を示す声がある一方、現在のデザインを惜しむ声も多く聞かれる。このエンブレムとともに、どのような歴史を紡いでいくのか。まずは今シーズンのJ3残留を1日も早く決めたい。

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