【鹿島】ピトゥカがサントス復帰のニュースに言及「今季残り少ない試合、ベストのパフォーマンスを出し続けたい」
鹿島のピトゥカ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ホーム残り2試合、11日の柏戦へ「このユニフォームに袖を通して戦う限り、しっかり勝利を届けたい」。
[J1 32節] 鹿島 – 柏/2023年11月11日15:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ32節、鹿島アントラーズが柏レイソルと対戦する。この試合に向けて、ブラジル人MFディエゴ・ピトゥカがオンラインによる取材に応じて抱負を語った。
柏にも実力のあるブラジル人選手が多く所属し、天皇杯決勝に進出するなど、チームとして調子を上げてきている。鹿島のボランチはレイソルについて、「非常にオーガナイズされた強いチーム。コンパクトな守備からカウンターアタックが効率的で、しっかり警戒していきたいです」と語った。
鹿島のホームゲームは今季あと2試合。この柏戦と最終節12月3日の横浜FC戦を残すのみとなった。
「優勝のチャンスは残念ながら消えてしまいましたが、このユニフォームに袖を通して戦う限り、しっかり戦い、勝つ姿を我々は最後まで見せ続けないといけません。たとえトレーニングマッチであっても、公式戦でも変わらず、しっかり戦って、勝利を届けたいと思います」
加入3シーズン目、鹿島イズムがすっかり体に染みついた31歳のピトゥカだが、柏戦に向けたファンへのメッセージを求められると、この夏にブラジルで報じられたサントスFC復帰のニュースにも言及した。
「夏にブラジルのサントスに戻るというニュースが出てしまいましたが、自分としては、今シーズン残り少ない試合、ベストのパフォーマンスをしっかり出し続けたいと思います。ここ3年、自分がいたなかで、残念ながらタイトルを獲れませんでした、自分のできることを最後までまっとうし、日々のトレーニング、日々の生活からしっかり準備し、限られたなかでも鹿島というチームがポイントを一つでも多く取り、一つでも順位を上げられるように、最高の準備をしていきたいです」
関連記事>>【サッカー日本代表】スタメン予想、三笘薫はミャンマー戦『スーパーサブ』か?W杯アジア予選がスタート…上田綺世、町田浩樹は日程的にもサブか?
21節のアウェーFC東京戦(〇3-1)での凄まじい左足ミドル弾は、今季のピトゥカ自身でありチームにとっても痺れるハイライトの一つとなった。ホームでは開幕・京都サンガF.C.戦以来となるゴールも期待される。ピトゥカが決めれば、スタジアムのボルテージは一気に高まる!