【鹿島1-1柏】植田&昌子の双璧、パリ五輪世代FW細谷が砕く。ピトゥカPK弾で土壇場追い付くも…サポーターからブーイング、水も投げ込まれる
ディエゴ・ピトゥカ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
後半はオープンな展開に。
[J1 32節]鹿島 1–1 柏/2023年11月11日15:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ32節、柏レイソルのパリ・オリンピックを目指すU-22日本代表FW細谷真大と鹿島アントラーズのブラジル人MFディエゴ・ピトゥカのPKによるゴールで、1-1のドローに終わった。
前半は柏が攻勢に立ち、細谷らが決定的なシュートを放つものの枠を捉え切れない。後半に入ると、オープンな展開になり、両チームともにゴール前まで進入するシーンが増えていく。
すると77分、柏がカウンターを発動。マテウス・サヴィオのパスが途中出場した昌子源の足元を抜ける。そこに駆け込んだ細谷は植田直通のブロックに耐えてシュート! 台頭するパリ五輪世代のストライカーが、ロシアW杯日本代表コンビの双璧を打ち砕いてみせた。
しかしホームチームも決してあきらめない。87分、舩橋佑のクロスからの空中戦の競り合いで、ジャンプした犬飼智也の腕に当たったとして、VARとOFRを経てハンドのファウルでPKに。これをピトゥカが左足で冷静に突き刺して、土壇場で追い付いてみせた。
アディショナルタイムは7分。武藤雄樹らを投入した柏も再び巻き返したが、両チームの守備陣が絶えて1-1のドローに終わった。残留争いする柏は貴重な勝点1を獲得し16位。一方、13勝10分9敗で勝点49の鹿島は暫定6位に。
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試合後の鹿島サポーターからは拍手が送られたが、ゴール裏からはブーイングも起きて、水と見られるものも投げ込まれた。