【鹿島】ポポヴィッチ監督、勝点で並ぶG大阪との大一番へ「宇佐美は私が見てきたなかで最もいいパフォーマンスを発揮している。強かったガンバの時より、さらに闘えるチームになっている」
G大阪前日練習で笑顔を見せる鹿島のポポヴィッチ監督。(C)KASHIMA ANTLERS
「大きな挑戦になる一戦」
[J1 20節] 鹿島 – G大阪/2024年6月26日19:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が6月25日、オンラインの取材に応じて、翌日のホームでのガンバ大阪戦に向けて抱負を語った。
直近の浦和レッズ戦で2-0とリードしながら終盤の2失点で追い付かれた鹿島だが、それでも首位FC町田ゼルビアから2ポイント差の2位につけ、この後半戦初戦に臨む。しかも相手は勝点37で並ぶ3位のガンバ大阪である。
まさに今後を占う重要な一戦である。しかも週末30日にはアウェーでのヴィッセル神戸戦も控えている。
ポポヴィッチ監督はG大阪戦に向けて、「前回対戦の時にも話しましたが、宇佐美(貴史)は私が日本に来てから見てきたなかで、最もいいパフォーマンスを発揮しています。強かったガンバの時よりも、さらに闘えるチームになっている印象です」と、その印象がより強くなっていると警戒する。
「我々にとって、大きな挑戦になる一戦です。力を持ったチーム相手に、私たちの力をしっかり出して頑張りたいです。持っているものを全て出し、限界を突破し、それ以上の力を見せなければいけないゲームです」
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鈴木優磨対宇佐美の日本人エース対決は、とても楽しみである。また、浦和戦ではポポヴィッチ監督がチャヴリッチに試合中に怒鳴りつけるようなシーンもあったが、そのあたりの課題の改善、関係修復なども見られるのか。そのあたりも注目したいところだ。