【浦和0-1大阪】決定機少なく埼スタ大ブーイング。ショルツ交代が失敗、直後、坂本一彩に決められる
浦和のショルツ。2023 Asian Football Confederation (AFC)
単独の仕掛けばかりで連動性なく。
[J1 9節] 浦和 0-1 G大阪/2024年4月20日16:00/埼玉スタジアム2002
J1リーグ9節、ガンバ大阪が坂本一彩のゴールで浦和レッズに1-0の勝利を収めた。G大阪は今季二度目の連勝。浦和は今シーズン、ホームで初黒星。
試合は浦和がボールを保持し、G大阪がカウンターを狙う構図に。両チームともにゴールへ近づくシーンは多く作り出す。しかし、守備陣が体を張り、なかなか決定的なチャンスを作らせない。
ホームチームは66分、76分と2人ずつ交代。ただ、この日負傷から復帰し攻守両面で効いていたアレクサンダー・ショルツも、今季、G大阪から加わった佐藤瑶大と交代を告げられる。
すると全体のバランスが変わり、浦和はより前掛かりになる。と、サミュエル・グスタフソンから右へ伊藤敦樹に展開されたボールを奪われてしまい、G大阪のカウンターが炸裂する。
浦和の選手はボールにアタックできず。加えてグスタフソンは帰陣できない。ゴール前では交代出場した佐藤もボールへ行くか躊躇してしまい、そこで坂本に右足を振られて決められてしまった。
浦和は伊藤敦樹がポストを叩く惜しいヘッドのシュートを放ち、グスタフソンがフリーでショットを打つ場面もあった。ただ前田直輝、大久保智明、松尾佑介らが強引に単独で仕掛ける攻撃を繰り返し、連動して崩すシーンをまったくと言っていいほど見せられなかった。
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浦和は3勝2分4敗と黒星先行に。一方、G大阪は4勝3分2敗の勝点15で暫定5位に浮上した。