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【鹿島】2026年初陣、鈴木優磨の手応えは? FC東京との試合後、しばらく考え込んだあと「昨年からの課題で…」

鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

あくまでも90分間での勝利を目指し、その可能性をチームとして最大化する。チームの狙いを再確認できた一戦に

[特別大会 地域1節] FC東京 1(5PK4)1 鹿島 / 2026年2月7日13:30 / 味の素スタジアム

 J1リーグの鹿島アントラーズは2月7日、特別大会「明治安田J1百年構想リーグ」のFC東京との開幕戦、1-1の引き分けでPK戦に突入し、4-5で敗れた。この大会の規定により、勝点1を獲得した。

 鈴木優磨(Yuma SUZUKI)は4-4-2のCFで先発し、三竿健斗の退場後は左MFに入り88分までプレー。PK戦に突入する直前、アレクサンダル・チャヴリッチと交代した。

 昨季リーグ優勝を成し遂げた鹿島のエースは、2026年初陣をどのような想いで戦ったのか?

 鈴木は試合後、まずしばらく考え込むと「昨年からの課題で、後ろと前との距離があまりよくなかったかなと。いい時間帯もありましたけど、後ろが重たくなって、前の選手からすると距離が遠くなっていると感じました。こういう状況は起こり得るので、修正していきたい課題の一つです」と振り返った。

 41分の三竿のDOGSOによる一発退場で数的不利になった。ただ、その要因となったのが、まさに“後ろが重たくなる”現象。その課題の本質のところを変えたいと考えたが、なかなか反撃に繰り出せなかった。

「ゴールに迫る回数が少なかったので、そこはみんなで取り組んでいかないといけないと思います。練習ではもう少し入っていけているけれど、試合になると、なかなか入っていけない。試合での成功体験を増やしていかないと、なかなかよくなっていかないと思いますし、忍耐強くやっていく必要があります」

 最後方を含め、あらゆる位置からビルドアップをして崩して、ゴールへ襲い掛かっていく。鬼木達監督のもと、鹿島はある意味、横綱のようなスタイルを追求していく。

 昨シーズンに続き、守備面で破綻しなかった点はポジティブに捉えていた。

「危険な状況は、それほど作られていなかったと思います。サイドからのクロスは多かったですけど、縦パスから3人目が絡んでくるような攻撃はなかったので、やられる感じはなかったですね。とにかく、僕らサイドハーフが守備を頑張らないといけないと思っていました」

 そのうえで、「10人になっても、自分たちのチャンスをもう少し増やしていかないといけない」と強調した。

 あくまでも90分間での勝利を目指し、その可能性をチームとして最大化する。この特別大会、鹿島の全員が目指す戦い方を再確認した。