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【W杯日本代表】上田綺世がドイツ戦で先発も!?「日本の新たな歴史を作りたい」

上田綺世。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

国際Aマッチ11試合無得点。そろそろ代表初ゴールが生まれるのは“必然”のタイミングだ。

[カタールW杯 GS1節] ドイツ代表 – 日本代表/2022年11月23日16:00(日本時間22:00)/ハリーファ国際スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)は11月20日(日本時間21日1:00)、グループAの開催国カタール代表対エクアドル代表戦でいよいよ開幕する。グループEの日本代表は11月23日(日本時間22:00)、ドイツ代表との初戦を迎える。FIFAランキングはドイツ11位、日本24位。

 日本代表の宿舎やトレーニングなどの様子に迫る、日本サッカー協会(JFA)のユーチューブ公式チャンネル『JFA.TV』の「Team Cam」第3弾のなかで、FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)が今大会の抱負を語っている。鹿島アントラーズでは約半年間でその時点でリーグ1位の10ゴールを記録。そしてベルギーに渡った後、新天地でリーグ7ゴールを決めている。しかも最近6試合5ゴールと勢いに乗ったまま、このカタールに乗り込んだ。

 今最も得点を決めている日本人ストライカーとあって期待も膨らむ。

 しかし一方、日本代表ではこれまで11試合ノーゴール。動き出しを武器にするタイプとあって、出場時間も短いため、鹿島やセルクル・ブルージュのように、そこに合わせられる(合わせてくれる)パサーがなかなか現れずいいるとも言える。

「少しずつモチベーションも、コンディションも上げていければいいと思います。ベルギーでやり続けて積み重ねてきたものが、少しずつ結果になってきた段階。高い強度でプレーしているので、そこは少なからず、成長できていると思います」

 上田はそのように語り、気負いも感じられない。

「ワールドカップは選手としての夢の場所。自分が出られるとは、子供の頃は想像もしていませんでした。幸せを感じていますし、日本の新たな歴史を作れたらいいと思います」

 ストライカーのスタンスは揺るがない。チームの勝利のために――。その目的のため、自身はゴールを狙う。

 日本代表で先発はほとんどなかったが、出場すれば確実にチャンスを作り出してきた。もしかすると、ドイツ代表戦での先発もあり得る。例えば守田英正が間に合わず、ボランチに柴崎岳が入れば――。カナダ代表戦の相馬勇紀のゴールのように、上田の背後を突く動きがより生きるかもしれない。

 もちろん途中出場であっても、久保建英や鎌田大地が近くにいる環境でプレーーできればゴールの匂いも強まる。いずれにせよ、そろそろ一発=国際Aマッチ初ゴールが出るのは“必然”のタイミングと言える。

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