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パリSG売上高は1300億円で欧州トップ5入り! エムバペらスター効果、日本ツアーも成功

川崎戦でのパリSGのスターティングイレブン。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

Jリーグクラブにとっても参考に!?

 フランス1部パリ・サンジェルマンの2022-23シーズンの売上高が8億ユーロ(約1303億円)を超え、ヨーロッパのクラブの財務力ではトップ5に食い込むという。放映権が決して潤沢とはいえないなか、キリアン・エムバペを筆頭に、昨季はリオネル・メッシ、ネイマールとタレントを揃え、それまでの積み重ねもあってマーケットを一気に世界へ拡大することに成功した。

『フットボール・フランス』などに記事を執筆するジャーナリストのアブデラ・ブルマ氏が11月27日、自身のエックス(旧ツイッター、アカウントは @AbdellahBoulma)でレポートした。

「PSGの2022-23シーズンの売上高は8億ユーロを超える。スタジアムが小さく、放映権料もライバルよりはるかに少ないにもかかわらず、ヨーロッパの財力トップ5に食い込む。これは前シーズン(6億5430万ユーロ)を大幅に上回る数字である。この後、発表があります」

 同シーズンからジャパンツアーも実施。特に三銃士の揃った1回目のツアーは確かに大きな話題を集め、日本での認知度とともにブランド力を大きく高めたのは記憶に新しい。

 タレントを揃えることで、フットボール的な魅力を高めるのはもちろん、多くの人の興味や関心を集める。パリSGがそのように欧州トップに加わってきたことは、とても興味深い。

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 もちろん、ネイマールとメッシは去り、さらにエムバペにも今季限りでの退団の噂が出ている。その価値をどのように維持していくのか、どのように推移していくかもまた注目される。いずれにせよ、世界と戦っていくためには、Jリーグクラブにとって一つ参考になる事例かもしれない。

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