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来季レンジャーズ? 横浜FMがマスカット監督の退任発表「新たな挑戦をめざすことに」「意志を尊重し双方合意」

マスカット監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

昨季リーグ制覇、今季も最後まで優勝争い。選手たちへ「日々の努力やその姿勢は本当に素晴らしかった」。

 J1リーグの横浜F・マリノスは12月7日、ケヴィン・マスカット(Kevin Muscat)監督の今季限りでの退任を発表した。後任については未定。

 マスカット監督は1973年8月7日生まれ、オーストラリア出身、50歳。これまでメルボルン・ビクトリーで選手兼アシスタントコーチを経て同チームの監督に。その後、シント=トロイデンVV監督を経て、2021年から横浜F・マリノスを率いてきた。昨季は3年ぶり五度目のリーグ制覇を果たし、今季も最後まで優勝争いを続けた。

 マスカット監督はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「まずはじめに、この特別なクラブで指揮を執る機会をいただけたことに感謝申し上げます。今度の水曜日がマリノスファミリーとしてのラストゲームになります。感謝を申し上げたい皆さまが多くいらっしゃいます。秦孝之会長、中山昭宏社長、黒澤良二前社長、役員の皆さま、そしてパートナーやスポンサーの皆さま、横浜市・横須賀市・大和市のホームタウンの皆さま、今日まで多大なるサポートをしていただき、本当にありがとうございました。

 そして私をそばで支えてくれたチーム統括のスタッフ、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブに関わる全スタッフに感謝を申し上げます。来日してからの2年半、あたたかく迎え入れていただき、本当にありがとうございました。

 そして自分が求めることをピッチで表現してくれた選手たちにも感謝したい気持ちでいっぱいです。日々の努力やその姿勢は本当に素晴らしかったと思います。アタッキングフットボールを体現し、勝点・ゴールを積み上げ、エキサイティングなサッカーをしてくれました。

 最後に言わせてください。どのクラブでも一番重要なのはファン・サポーターです。皆さまの応援がどれだけ自分の支えになったのか計り知れません。忘れることのできない最高の思い出をともに作りました。

 このマリノスファミリーを去るのはとても寂しい気持ちですが、最高の思い出を胸に、横浜F・マリノスのご健勝とご活躍を願っています。2年半、本当にありがとうございました。

『心より感謝』」

 また、中山社長は今回の退任ついて「マスカット監督が横浜F・マリノスの監督を退任され、新たな挑戦をめざすことになりました」と説明。「マスカット監督が多くの功績を残されたことに感謝するとともに、深化されたアタッキングフットボールをこれからも継続し、皆さまに夢と活力をお届けできるクラブでありつづけたいと考えております。クラブとしては苦渋の選択でしたが、協議を重ねた結果、クラブとしてマスカット監督の意志を尊重し、双方合意に達しました」と、慰留に努めてきたと明かしている。

 アンジェ・ポステコグルー前監督(現トッテナム・ホットスパーFC)、マスカット監督と貫かれたパッション・サッカーはどのように継承されるのか、あるいは変化を遂げていくのか。もしかすると、横浜FMにとっても分岐点になるかもしれない。

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 またマスカット監督については、これまでスコットランドメディアで、現役時代にプレーしたレンジャーズFCの指揮官就任の噂が常に出ていた。現在リーグ2位とスコットランドでは強豪ではあるものの、近年は宿敵であるセルティックFCと水を開けられてきただけに、その成績によっては来季就任もあるか。となると、横浜FMから再び選手がスコットランドへ……!?

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