【移籍】C大阪がアトレチコPRヴィトール・ブエノを狙う。ブラジル・セリエAを代表するアタッカーの一人
ヴィトール・ブエノのインスタグラム(@vitorfbueno)より
今季キャリアハイの11得点・9アシストを記録。まさに旬を迎える29歳のトップ下。
J1リーグのセレッソ大阪が、ブラジル・セリエA(1部)アトレチコ・パラナエンセに所属するヴィトール・ブエノ(Vitor Bueno)の獲得に向けて「興味」を示しているようだ。
ヴィトール・ブエノは1994年9月5日生まれ、ブラジル出身の29歳、185センチ。これまで、サントスFC、サンパウロFC、ウクライナ名門ディナモ・キエフなどでプレーしてきた。背番号「8」をつけて、トップ下やセカンドトップを主戦場としていて、FWにもオプションで対応。2023シーズンはブラジル・セリエA32試合・5得点・5アシストと活躍している。『トランスファーマルクト』によると2024年12月まで、アトレチコPRとは契約を結んでいる。
ブラジルメディア『グローボ』は現地12月8日、「日本のセレッソ大阪がアトレチコのMFヴィトール・ブエノに興味を示している」とレポートを掲載した。C大阪が正式交渉を開始するための準備を進めているというのだ。
同メディアの取材では、アトレチコPRはまだ正式オファーを受け取っていないということだ。まだクラブの新たな監督とフットボールディレクター(強化責任者)が決まっていないなか、様々な移籍話が発展してしまっているそうだ。
2023シーズンのブエノは、公式戦通算59試合・11ゴール・9アシストを記録。得点・アシストはいずれもキャリアハイだった。まさに旬を迎えているブラジル・セリエAを代表するアタッカーの一人が、果たして日本に来るのだろうか。
シーズン途中までは上位に食い込んでいたC大阪だが、最終的にはリーグ9位に終わった。本気でタイトルを狙うため――この移籍が実現すれば、かなりの注目株となりそうだ。