×

【移籍】今季18得点のC大阪ラファエル・ハットンがレンタル終了、バイーア「売却の選択肢も」

C大阪のラファエル・ハットン。写真:YUTAKA/アフロスポーツ

ブラジルでの評価は高くなく…。夏に再び交渉する可能性も!?

 J1リーグのセレッソ大阪は12月12日、ブラジル・セリエA(1部)のECバイーアから期限付き移籍していたFWラファエル・ハットン(RAFAEL RATAO)が、期間満了に伴い退団すると発表した。

 30歳のブラジル人ストライカーは、今季リーグ2位タイとなる18ゴールを記録するなど活躍した。ブラジルメディア『ECバイーア.com』によると、1年間のレンタル移籍だったが、「C大阪が買い取るという決定を下されなかった」と伝えている。

 ハットンはバイーアと2026年12月まで契約を結んでいるため、いったんブラジルに復帰する見通しだ。ただし、同メディアは「今後の動向は不透明」とも報じている。

 Jリーグでブレイクを果たした一方、ブラジル国内での評価は決して高くない。「バイーアの経営陣が、選手売却を視野に新たな交渉先を探す可能性もある」と見ているのだ。

 そうした状況を踏まえると、Jリーグの他クラブが獲得に動く可能性も浮上してくる。

 ラファエル・ハットンはC大阪を通じて、次のようにコメントしている。

「セレッソ大阪に関わるすべての皆さん、今年1年間、力強いサポートをしていただき本当にありがとうございました。私も家族もセレッソ大阪が大好きになりました。

 可能な限り、セレッソ大阪で引き続きプレーしたいという思いがありましたし、クラブが最大限努力してくださったことも理解しています。ただ、サッカー界では時にこのような状況が起こり得るものです。

 サポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、クラブ関係者、現場スタッフ、そして共に闘ったチームメイトの皆さんに心から感謝します。

 これからも前を向いてサッカー人生を歩み続け、また皆さんにお会いできる日、そして共に闘える日が来ることを楽しみにしています」

いま読まれている記事>>賛否両論。銀座で焼き芋を買えず…ホリエモンが日本の現金払いとキャッシュレスの“ハイブリッド型”を嘆く

 もしくは……。Jリーグのシーズン移行に伴い、2026-27シーズンがスタートする夏の移籍マーケットで、再び交渉が行われる可能性もあり得そうだ。