【鹿島】公式戦復帰の白崎凌兵が明かす「自分たちを苦しめている」オウンゴール1得点のみという現実

鹿島の白崎凌兵(2019年11月1日撮影)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

浦和戦で33分間出場、右サイドで起点になりチャンスを作り出す。救世主になれるか――。

[J1 5節] 鹿島 – 横浜FM/2020年7月18日18:00/カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズのMF白崎凌兵が7月16日、現在のコンディションとともに、2日後に控えた横浜F・マリノス戦に向けた抱負を語った。先週末の浦和レッズ戦でケガからの公式戦復帰を果たした男が、鹿島の救世主となれるか――。

 ブラジル人のザーゴ監督を迎えた今季、クラブワーストとなる開幕からリーグ4連敗、公式戦6連敗と、まだ一つも勝てずにいる。そうしたなか、今年はケガを繰り返してきたという白崎が、12日に行われた4節の浦和レッズ戦(●0-1)で今季初出場。試合途中から33分間プレーし、右サイドで起点を作りながらチャンスに絡んでいった。

 白崎は「本当に久しぶりの試合で、練習と試合は雰囲気が違っていました。途中出場でしたが、もっと上手く試合に入っていければと思いました。(心掛けたのは?)スペースに入っていく動きや中盤のビルドアップを助けるのはもちろん、相手にとって嫌な位置でボールを受けて常に前向きにプレーすること。そこは監督が求めていることでもあります」と、実戦のピッチに立つごとで収穫と課題の両方が見えた。

 チームは今季まだオウンゴールでの1点しか奪えずにいる。それだけに、白崎が鹿島復活へのキーマンに成り得る存在と言える。

「チャンスになりそうな場面は作れていると思いますし、最後のパスやシュートの質が高くない。それが結果として出ていますし、チャンスの数を増やしてくことをしつつ、一人ひとりが最後の質にこだわる意識を、練習から高めていく必要があると思います」

 18日の横浜FM戦は新型コロナウイルスの影響による中断明け初めて、一部観客を迎え入れて(5000人以下)カシマサッカースタジアムで開催される。白崎は、是が非でも勝点を奪うと強調した。

「相手がどこであれ、僕たちは勝点が必要。勝つことで、自分たちのやっていることへの自信が深まると思います。何としてでも『結果』。結果を出さなければいけない試合になります」

 まず先制点を奪うことの大切さも訴えた。

「チャンスは作れて、ボールを握る展開はできています。ただ先に失点してしまい、相手が守備をしっかり固めながらカウンターを狙ってくる形になっている。取り返すためにはより攻撃的にはなっている。そこで点を取れればいいのですが…。これまでオウンゴールの1点しか奪えていないことが、自分たちを苦しめているところでもあります。1点、2点と入れば変わってくると思います」

 様々な面で鹿島が苦しい状況に置かれている。復活した白崎の一振りで、この局面を打開したい――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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