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【鹿島】9年ぶりリーグ優勝へ、荒木遼太郎オーバーヘッドパスからレオ・セアラが先制ボレー! 鈴木優磨にイエローカード…

鹿島のレオ・セアラ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

松村優太の突破から――。

[J1 38節] 鹿島 – 横浜FM / 2025年12月6日14:03 / メルカリスタジアム

 J1リーグ最終の第38節、鹿島アントラーズ対 横浜F・マリノスの一戦、鹿島がレオ・セアラのボレー弾で先制に成功した。鹿島が1-0とリードして前半を折り返している。

 2位の柏レイソルと1差の勝点73で首位に立つ鹿島はホームで、勝てば9年ぶりのリーグ優勝を決められるこの大一番を迎えた。

 鹿島は4-4-2のシステムを採用。レオ・セアラと荒木遼太郎が2トップを組み、エースの鈴木優磨は左MFに配置。サイドに強度をもたらし、相手のキーマンであるジョルディ・クルークスと佐藤蓮の縦の連係の分断を図る狙いだ。

 試合開始から球際で潰し合う展開が続いたなか、鹿島が徐々に敵陣で試合を進める。すると20分、荒木のポストプレーから、右サイドを抜け出した松村優太がマイナスのクロスを放つ。

 荒木はシュートを空振りしたが、すぐに態勢を立て直してオーバーヘッドでパス。そこに詰めたレオ・セアラが右足のボレーで冷静に合わせて、ゴールネットを揺らした。鬼木達監督のこの日の起用が見事にハマった。

 直後、ジェイソン・キニョーネスと鈴木優磨が球際で競り合い、両者がエキサイト。二人にイエローカードが提示された。

 さらにセットプレーから知念慶がヘッドでゴールを揺らして、ホームチームが追加点か……と思われたが、オフサイドでノーゴール判定となった。

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 前半のシュート数は速報値で、鹿島が4本(枠内3本)、横浜FMはゼロだった。