名古屋対川崎の天王山、フィッカデンティ監督がオンサイト検査「判定保留」でエントリー外に
名古屋のマッシモ・フィッカデンティ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
勝点3差の1・2位対決直前――。他のエントリー予定の選手・スタッフは「陰性」。
[J1 22節] 名古屋 – 川崎/2021年4月29日15:03/豊田スタジアム
J1リーグ名古屋グランパスは4月29日、首位川崎フロンターレ戦を控え、マッシモ・フィッカデンティ監督が試合当日に喉の痛みの症状があったことからオンサイト検査(試合会場での当日直前の検査)を実施し、その結果、「判定保留」となりエントリー要件を満たさなかったため、川崎戦にエントリーできなくなったと発表した。
クラブによると、試合当日にフィッカデンティ監督が喉の痛みを訴えたため、Jリーグ規約などに基づいて、当日エントリー予定の選手・スタッフ全員に検査を実施。指揮官の結果のみ「判定保留」になった。その他の選手・スタッフ全員は陰性が確認されている。
試合終了後にトップチームの全選手および監督・スタッフのPCR検査をあらためて実施する予定。川崎戦は、ブルーノ・コンカコーチが指揮を執る。
川崎は現在10勝2分0敗(30得点・8失点)の勝点32で首位。一方、名古屋は9勝2分1敗(16得点・3失点)の勝点29で2位。注目の天王山は、ミステル不在で行われることになった。
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[文:サカノワ編集グループ]