松本人志さんスキャンダル、立花孝志氏「週刊文春が正しい」そう断言する理由とは?
スイスでの国際映画祭に参加した際の松本人志さん 。 (Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images)
ユーチューブチャンネルで、自身と文春編集長との仕事を踏まえて解説。「政治にも大きく影響していく」
お笑い芸人であるタレントの松本人志さんを巡る文春オンラインと週刊文春による女性スキャンダルが2023年の年末、世間を賑わせている。そうしたなか元参議院議員の立花孝志氏が12月30日に自身のユーチューブチャンネルで「松本人志はやっている! 週刊文春が正しい。その理由 元国会議員ユーチューバー立花孝志の解説」と題した動画を配信。この問題について、「政治にも大きく影響していく」として、今後のポイントなどを整理して詳しく語った。
このスキャンダルの一報を受けたあと、吉本興業は公式サイトで「事実無根」であると完全否定した。しかし文春サイドは、被害を受けたという女性のコメントとともに反論。一方、松本さんも自身のエックス(@matsu_bouzu)で、「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ〜」とつぶやき、対立の構図も鮮明となった。
そうしたなかNHK党(NHKから国民を守る党など)を担う立花氏は18年前、週刊文春にNHKの問題を内部告発し、取材に応じたことを回顧。そこから活動が広がっていき、昨年からはNHKの委託会社の個別訪問による集金活動が廃止されたことも「僕や週刊文春が繰り返し地道な活動を続けてきたことがつながっていった」と説明した。
現在の編集長とも仕事をしている立花氏は、週刊文春が取材もせず”完全なウソ”を掲載するはずがなく、「描写が全部本当かは別」としたうえで、人数、場所、シチュエーションなど「大筋」は「ほぼ100パーセントに近い」と見ていた。
また、完全なでっち上げであれば吉本興業が東京地裁に出版差し止めの仮処分請求をすべきだという。あるいは緊急記者会見などを開き、全て答えればいいだけであり、立花氏は「それができないと“クロ確定”なんです」と語った。
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事実無根というのは、一体どこが誤解なのか。早く説明すべきだと言い、「ここからどう考えても、吉本興業にプラスになる情報は出てこない」と、松本さん側の苦しい立場にも言及していた。旧ジャニーズ問題の初期とも似ていて、こうした問題がなかなか主要メディアでは扱われず、「今までは、テレビ局、芸能事務所、政治家の力で真実を抑え込めていた」ものの、現在はインターネットの時代で「隠すことはできない時代」とも強調。立花氏は文春サイドから続報が出るのではないかとも予想していた。