横浜F・マリノス、キューウェル監督の就任発表「ハードワークは、この瞬間から始まる」
横浜F・マリノスのサポーター。(C)SAKANOWA
ポステコグルー氏、マスカット氏が築いた『アタッキングフットボール』のアイデンティティを継続するとともに…。
J1リーグの横浜F・マリノスは12月31日、ケヴィン・マスカット前監督の退任に伴い、ハリー・キューウェル(Harry Kewell) 氏が新監督に就任することが決定したと発表した。
キューウェル氏は現役引退後に指導者の道を進み、2017年、イングランド実質4部のクローリー・タウンFCで初めて監督を担い、ノッツカウンティFC、オールドハムアスレティック、バーネットFCを率いてきた。
そして今季2023-24シーズンはブレンダン・ロジャーズ監督のもと、スコットランド1部セルティックFCでコーチを務めてきた。30日のオールドファーム(グラスゴーダービー)で宿敵レンジャーズFCに古橋亨梧のゴール、前田大然のDOGSO誘発などで2-1の勝利を収め、8ポイント差(セルティックが2試合消化が多い)をつけて首位をキープして退任することになった。
横浜FMはプレスリリースで、「アンジェ・ポステコグルー氏、ケヴィン・マスカット氏が築いた『アタッキングフットボール』というアイデンティティを継続するだけではなく、サスティナブルに成長させてもらえる指導者であると考えております。横浜F・マリノスのアタッキングフットボールが継続、さらなる深化をしていくため、キューウェル氏と共に闘ってまいります」と、新シーズンへの決意を示している。
キューウェル新監督は1978年9月22日生まれ、オーストラリア出身の45歳。横浜FMを通じて、次のようにコメントしている。
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「横浜F・マリノスというクラブに加入できることをとても誇りに思いますし、今からワクワクしています。チームをさらに進化させるため、信頼してくださったクラブに感謝申し上げます。我々には多くのやるべきことがあり、ピッチ上で選手たちと共に取り組むことが待ち遠しいです。このクラブに成功をもたらすため、我々は一丸となり闘います。ハードワークは、この瞬間から始まります。熱いご声援をよろしくお願いします」