【高校サッカー選手権】インターハイ王者の明秀日立がPK戦で散る。近江は乾貴士らのいた野洲以来、滋賀県勢18年ぶりベスト8
近江がベスト8進出!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
石橋鞘、山門立侑がゴールを決める。
[高校選手権 3回戦]近江 1[4PK2]1 明秀日立/2024年1月2日12:05/等々力陸上競技場
第102回全国高校サッカー選手権3回戦、夏のインターハイ王者である明秀日立(茨城)が近江(滋賀)にPK戦の末に敗れた。近江は同校初となるベスト8進出を決めた。
明秀日立は前半22分、エースの石橋鞘が鮮やかに決めて、先制点をもたらす。しかし後半8分、山門立侑のPKで近江が追い付く。
試合はPK戦に委ねられると、近江の『1番』GK山崎晃輝がビッグセーブ! 明秀日立は3、4人目が失敗、一方の近江は4人全員が成功させる。先制点を与えた近江だが、粘り強く“逆転”でベスト8進出を決めた。
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明秀日立の夏冬制覇への夢は途絶えた。近江は同校初、滋賀県勢として18年ぶりの8強進出。あの乾貴士らのいた野洲高校以来、久々となる国立のピッチへ、あと1勝に迫った。