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【高校サッカー選手権】神村学園、AT弾に沈む。1/6準決勝は市立船橋-青森山田、近江-堀越

ベガルタ仙台入りが内定している神村学園の西丸道人。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

近江は乾貴士らを擁した野洲以来18年ぶりの滋賀県勢ベスト4に。

 第102回 全国高校サッカー選手権は1月4日、準々決勝の4試合が行われ、市立船橋 (千葉) が名古屋 (愛知)  に2-1、堀越 (東京A) が 佐賀東 (佐賀)に2-0、青森山田 (青森) が 昌平 (埼玉)に4-0、そして近江 (滋賀)が神村学園 (鹿児島)にアディショナルタイム弾で4-3の勝利を収め、ベスト4進出を決めた。

 1月6日の国立競技場での準決勝のカードは、市立船橋 – 青森山田(12:05キックオフ)、近江-堀越(14:10キックオフ)に決まった。ファイナルは成人の日の8日。

 青森山田は立ち上がり2分、最初のプレーで掴んだコーナーキックから小沼蒼珠が先制。2分後、小泉佳絃が追加点を決める。19分には芝田玲が決めてリードを広げる。そして後半4分、小泉佳絃が決めて、昌平との強豪対決で4-0の勝利を収めた。

 また、キャプテンの西丸道人がベガルタ仙台、DF吉永夢希がベルギー1部KRCゲンクに加入内定し、さらに2年生のエース名和田我空を擁する神村学園だが、先制を許しながらも西丸のヘッドで同点に。さらに角度のないところから左SB吉永も決めて2-1と逆転する。

 それでも後半、強風のなか風上に立った近江が猛攻。交代出場した山本諒の弾丸ヘッドで2-2の同点に。名和田の直接フリーキックからの3試合連続ゴールで勝ち越されるものの、後半26分、コーナーキックから再び山本が決めてまたも追い付く。

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 さらにアディショナルタイムの後半40+3分、近江の鵜戸瑛士が4-3と下す決勝弾! 同校初、滋賀県勢として2005年度に乾貴士らを擁して全国制覇した野洲以来の国立――ベスト4進出を決めた。

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