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原因は卓球。ソン・フンミンとイ・ガンインがアジア杯で大喧嘩、脱臼も明らかに。韓国代表で内紛、クリンスマン解任論が早くも噴出

アジアカップで敗れて顔を覆う韓国代表のソン・フンミン。(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

準決勝前日の夕食後に”事件”が…。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がベスト8に終わったカタール・アジアカップだが、準決勝で敗れた韓国代表に激震が走っている。大会期間中にソン・フンミンとイ・ガンインが取っ組み合いの喧嘩を起こし、エースのソン・フンミンは指に脱臼を負ったというのだ。チームは分裂の危機に遭うなか、覇気なく敗れたため、やる気の感じられないユルゲン・クリンスマン監督の解任論が早くも熱を帯びてきている。

『アスレチック』が2月15日、この件を詳しくレポート。大韓(韓国)サッカー協会は二人の喧嘩があったことを認めたという。

“事件”は2月7日の準決勝ヨルダン戦前日、イ・ガンインら若手グループは卓球をするため、夕食を早めに切り上げようとした。全員が集まる機会であり、ソン・フンミンはその勝手な行動に激怒。胸を押されたイ・ガンインは、それに反発したそうだ。

 そして”卓球組”とその他の選手たちを巻き込んでの騒動に発展。そこでソン・フンミンが指の脱臼をしたそうだ。

 なかには、イ・ガンインを試合から外すべきだとクリンスマン監督に主張した選手もいたという(結局ヨルダン戦では、二人とも先発)。ヨルダン戦でソン・フンミンが指にテーピングを巻いていたのは、そのいざこざが要因だったのだ。

 また、チームをまとめられず、何より一貫性をもたらせずにいるクリンスマン監督の解任論が国内では強まっている。さらに彼を指揮官に指名した韓国協会のチョン・モンギュ会長の責任論も噴出している。

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 一時はファイナルでの日本代表対韓国代表の日韓戦の実現へ期待も膨らんだ。しかし、いずれも決勝には届かず。日本代表の内部に起きた溝も気にはなることだが……韓国代表ではより目に見える形で、明らかなクライシスが起きているようだ。

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