「これまで見てきた中で一番…」クロップが驚いた遠藤航の”筋肉”。リバプールのカラバオカップ優勝セレモニーで
カラバオカップで優勝を果たしたリバプールの遠藤航。(Photo by Julian Finney/Getty Images)
チェルシーとの120分死闘を制す。指揮官は「個性豊かなチーム。これが『チーム』だ」と称賛。
[カラバオカップ 決勝]リバプール 1EX0 チェルシー/2024年2月26日0:00(現地15:00)/ウェンブリー・スタジアム
イングランドのカラバオカップ(リーグカップ)決勝、リバプールFCが延長118分のフィルジル・ファン・ダイクのヘディング弾でチェルシーFCに1-0の勝利を収め、2年ぶり通算10度目の優勝を果たした。リバプールの日本代表MF遠藤航はフル出場。
この試合後のフラッシュインタビューで、リバプールのユルゲン・クロップ監督は「個性豊かなチーム、これがチーム。アカデミーのメンバーが今夜その一員になれたことをとても誇りに思います」と若手を次々と抜擢しての勝利を喜んだ。
そして選手たちについて「彼らとは長い時間ともにトレーニングをしてきた。だから何をすべきかをよく理解してくれている。痛みがあってもまっすぐに戦い抜いてくれた」と語ったあと、「(遠藤)航が優勝セレモニーで歩いていた時、その足の筋肉の硬さは、私がこれまで見てきたなかで一番でした」と語っている。
今季での退任を発表しているドイツ人指揮官は、そんなところに激闘の代償と、このタイトルの価値を感じ取っていた。
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この試合中にライアン・グラフェンベルフがモイセス・カイセドのクラッシュを受けて負傷交代を余儀なくされた。負傷者が相次ぐなか、レッズは首位をキープするリーグ戦と国内カップ、さらにヨーロッパカップとの連戦が続いていく。