ソン・フンミンとイ・ガンインの喧嘩認め『贖罪』の2連戦へ。元Jリーガーのファン・ソノンが韓国代表の暫定監督に

柏レイソルやセレッソ大阪で活躍したストライカー、スターの騒動に「二人だけの問題ではない」。

　ユルゲン・クリンスマン監督の電撃解任により空位となった韓国代表監督の座に、Jリーグの柏レイソルやセレッソ大阪で活躍した元韓国代表FWファン・ソノン（Hwang Sun-Hong）氏が暫定（臨時）で就任した。ファン・ソノン氏はパリ・オリンピックを目指すU-23韓国代表監督との兼任になる。

　3月シリーズに臨む韓国代表メンバーの発表記者会見で、カタール・アジアカップでのソン・フンミンとイ・ガンインの卓球を巡る大喧嘩についても質問があった。『スポーツ・ソウル』によると、ともに今回のメンバーに選出されたが、問題の発端となったイ・ガンインについて、「サッカーファンとチームメイトに心から謝罪したがっている。ソン・フンミンもイ・ガンインを受け入れ、和合しなければならないと話した」という。

　韓国は21日と26日、タイ代表との2連戦に臨む。この3月シリーズは、「単純に2人だけの問題ではない」「贖罪の思いで戦わなければならない」と位置付ける。

　これまでの報道では、クリンスマン体制下では、イ・ガンインを追放すべきだという選手の声も挙がったと言われる。ただし、ファン・ソノン暫定監督は、この問題の”火消”の役回りもあって、今回この仕事を引き受けたとも明かしている。

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　ファン・ソノン監督が率いるU-23韓国代表は4月16日から開催されるパリ・オリンピックの最終予選になるカタールU-23アジアカップで、グループBでU-23日本代表と同組に入っている。