浦和の長澤も決断支持!流経大DF小池裕太がシント=トロイデンに”完全移籍”
流通経済大の小池裕太とシント=トロイデンの立石敬之CEO。 (C)STVV
新潟ユース出身。大学からJリーグを経由せず海外挑戦へ。
ベルギー1部リーグのシント=トロイデン(STVV)は8月21日、流通経済大のDF小池裕太(4年)と完全移籍の契約を結んだと発表した。
小池は1996年11月6日生まれで、ポジションはDF。栃木県出身、170センチ・64キロ。これまでのキャリアは、FCアネーロ宇都宮U-15、アルビレックス新潟ユース、流通経済大(2015年から現在)。2016年には鹿島アントラーズで特別指定選手としてプレーし、ルヴァンカップ1試合に出場。昨年のユニバーシアード日本代表にも選ばれている。
小池はシント=トロイデンの公式ホームページで、次のようにコメントしている。
「流通経済大学から加入することになりました小池裕太です。初めての海外挑戦で環境が変わり苦労もたくさんあると思いますが、少しでも早く試合に絡めるように頑張りますので応援よろしくお願いします」
また、立石CEOは次のように期待を寄せる。
「ポテンシャルがあり、将来性豊かな選手です。ここで多くの事を学んで成長して欲しいと思います。STVVが、彼にとって初めて契約するクラブチームとなりますので、皆さんから長く愛される選手になってもらいたいと期待しています」
シント=トロイデンの日本人選手は、冨安健洋、関根貴大、遠藤航に続いて4人目。
また、今回は大学からJリーグを経由しない海外への移籍パターンになる。その先駆者と言える、2014年に専修大からブンデスリーガの1FCケルンに進んだ長澤和輝(現・浦和レッズ)も、この小池の決断を支持。自身のツイッター(@nagasaman1216)で、「大学から直海外!すごくいい選択だと思います」と呟いている。
ワールドカップ日本代表にも選ばれた遠藤航から触発される部分も大きいはず。21歳の若武者の挑戦に期待したい。
文:サカノワ編集グループ