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【新潟】ホニ契約問題、FIFAがブラジルクラブに厳罰。今後2回の移籍登録禁止、賠償金…

アルビレックス新潟のサポーター。(C)SAKANOWA

ホニにも4か月の出場停止と移籍禁止、賠償金の支払いを命じる。

 J2リーグのアルビレックス新潟は7月14日、元FWホニの契約を巡りFIFAに提訴していた問題について、FIFAからホニに4か月間の出場停止と移籍禁止(※当初発表からクラブが訂正)、アトレチコ・パラナエンセに今後2回の移籍期間の新規登録の禁止、ホニとクラブに新潟への賠償金の支払いを命じる厳しい裁定が下されたと発表した。

 ホニはクルゼイロECからのレンタルで、2017年2月からプレー。同シーズンは32試合・7得点を記録し、J2に降格したものの2018年は完全移籍に移行された。しかし選手登録されたホニはブラジルに戻り、アトレチコ・パラナエンセと契約。2020年までプレーし、現在はECパルメイラスと契約を結んでいる。

 新潟によると、「契約期間中に一方的な理由で契約解除を申し出て、ブラジルへ帰国し、契約期間中にアトレチコ・パラナエンセと契約に至ったことに関しまして、重大な契約違反として2019年3月に国際サッカー連盟(FIFA)に対し提訴いたしました」として、このほどFIFAから下された裁定について発表した。

■裁定内容
・ホニに対する4か月間の出場停止と移籍の禁止
・アトレチコ・パラナエンセに対する今後2回の移籍ウィンドーにおける、新規選手登録の禁止
・両者に対して、当クラブへの賠償金の支払い

 また新潟「当クラブでは、本裁定を受けまして臨時取締役会を開催(開催日未定)し、今後の対応を検討する意向です」としている。

 ブラジル人選手の契約中の帰国を巡る問題では、最近も名古屋グランパスに所属していた元ブラジル代表FWジョーが、このほどコリンチャンス・パウリスタと契約。名古屋は6月21日、クラブ公式サイトで「株式会社名古屋グランパスエイトは、正当な理由によりジョー選手(Joao Alves de Assis Silva)との契約を解除したことをお知らせします。 なお、この件につきましては現在FIFA Dispute Resolution Chamber(FIFA紛争解決室)に委ねています」と発表している。

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[文:サカノワ編集グループ]