【浦和】リーグ3連勝!スコルジャ監督は勝って兜の緒を締める「両サイドバックがゴールを決めるのは嬉しいこと。アタッカーたちには今後の試合で決めてもらいたい」

「チームを作り上げている段階であり、まだ全てを改善しなければいけない」

[J1 ５節] 浦和 2-1 新潟／2023年３月18日15:00／浦和駒場スタジアム

　J1リーグ５節、浦和レッズがアルビレックス新潟に2-1の逆転勝利で、リーグ３連勝を収めた。マチェイ・スコルジャ監督は試合後の記者会見で、酒井宏樹＆明本考浩と両サイドバックがゴールを決めたことを喜ぶとともに、「アタッカーたちには、今後の試合で決めてもらいたいと思います」とも注文。また、まだ全ての面で改善が必要だとも課題を挙げた。

「非常にいいチームとの対戦でした。アルビレックスがこれまで無敗（２勝２分）だったのは決して偶然ではなかったと実感しました。いいチームに対し、決してベストパフォーマンスとは言えない内容で失点してしまいました。ただそこから強いメンタルを発揮し、２点を取って勝利できました」

　そう全体を振り返った指揮官は、次のように試合展開について語った。

「立ち上がりは良かったと思います。（伊藤）敦樹の決定機もありましたが、しかし失点してしまいました。そのあと少しナーバスになり、サイドでボールをキープされ、相手の狙っていることをさせてしまいました。

　そのなかでサイドチェンジを繰り返しながら、（酒井）宏樹のゴールが希望を与えてくれました。

　１点をとったあとは相手ペナルティエリアでより多くの決定機、危険なプレーを見せることができました。セットプレーでもチャンスを作れました。

　明本が２点目を決めましたが、今日とてもいいプレーを見せてくれていましたね。両サイドバックがゴールを決めるのは嬉しいことですが、アタッカーたちには、今後の試合で決めてもらいたいと思います」

　２連敗のあと３連勝。ただ後半のシュートは２本。スコルジャ監督は「チームを作り上げている段階で、まだ全てを改善しなければいけない」と課題を挙げつつも、ホームで掴んだ勝利を喜んだ。