【鹿島】明日は難敵アビスパ福岡戦、ポポヴィッチ監督が語る勝利への「最大のポイント」とは?

昨季は2試合いずれもスコアレスドロー。

[J1 6節] 福岡-鹿島/2024年4月3日19:00/ベスト電器スタジアム

　J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が4月2日、オンラインによる取材に応じて、翌日のアウェーでのアビスパ福岡戦に向けて抱負を語った。　

　昨シーズンは2試合ともスコアレスドローに終わっている。その堅守を砕き、ゴールを奪い切ること。そこにフォーカスして挑む。

「長谷部監督のもと5シーズン目、チームが成熟し固い組織的な守備が仕上がっていると思います。我々が何をしないといけないのか。最大のポイントは、この試合もしっかり集中力を保つこと。一瞬の隙を見せないことが、すごく重要な試合。集中力を保って、我々がやってきたことを、プレーすることが大事だと思います」

　指揮官はそのように抱負を語る。

「固いチームですが、付け入るスキは、きっとあるはずです。固いチームだと考えすぎてしまうと、本来やるべきことができなくなってしまいます。その弊害も考えなければいけません」

「磐田戦は失点ゼロに抑えました（〇1-0）。私たちがとても固いチームだと言われてもおかしくないプレーができるはずです。やるべきことは変えず、テンションを高く質の高いサッカーをすべきで、流動的に動いて、ボールを動かしながら、空いたスペースを突く。やってきている形を逆に出せるチームだと思っています。その（チームの示している）方向性が大切です」

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　ここから連戦が続く。ただポポヴィッチ監督は「目の前の試合しか考えていません。いかに勝つのか、そこだけを考えていきたいです」と一戦必勝で挑む。鹿島はこのあと7日には、国立競技場でFC東京と対戦する。