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【鹿島】「いや、すごいですね」三竿健斗が支えた濃野公人のビッグプレー。2位浮上、首位町田と勝点3差

鹿島の三竿健斗。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「守備の負担を減らせるように意識しています」

[J1 25節] 鹿島 3–0 鳥栖 /2024年8月7日19:00/県立カシマサッカースタジアム

 夏の中断明け初戦となったJ1リーグ25節、鹿島アントラーズが濃野公人、仲間隼斗、安西幸輝のゴールで、サガン鳥栖戦に3-0の勝利を収めて2位に浮上した。首位のFC町田ゼルビアとは3ポイント差に縮めた。

 ベルギー1部OHルーヴェンから先月復帰した三竿健斗は、リーグ戦では初めて先発しフル出場した。

 決勝点となった先制ゴールを決めた大卒ルーキー濃野公人の活躍ぶりに、28歳のボランチは「いや、すごいですよね」と舌を巻いた。

「新人だろうが、ベテランだろうが、シンプルにサイドバックで7点取るというのはなかなかできない。彼が思いきり上がれるように横のサポートだったり、(濃野選手が出ていったあとの)背後のカバーだったり、守備の負担を減らせるように意識しています。

 例えば相手がカットインしてきた時は俺が対応するから、縦だけ意識しておいてくれ、とか。そういうところは伝えていたし、そして得点という結果を出してくれたので、『ありがとう』と言いました。めちゃくちゃ助かっています(笑)」

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 より濃野が縦への飛び出しを意識できるように、三竿がフォローしていた。また新たな関係性が試合の中で構築され、鹿島の一つの武器になろうとしている。

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