鹿島エヴェラウド、ゴイアスが獲得へ関心。母国サントスなど複数クラブ競合か
鹿島のエヴェラウド。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
2021シーズンで「契約満了」と報じられる。
J1リーグ鹿島アントラーズのFWエヴェラウドに母国ブラジル復帰に関する複数の話が浮上している。
ブラジルメディア『ボラVIP』は12月14日、2022シーズンのブラジル・セリエA(1部)復帰を決めたゴイアスECが、エヴェラウドに関心を示していると報じた。
記事によると、ゴイアスはブラジル最高峰のリーグで戦うための戦力アップがこのオフのテーマに。そこで2021シーズンで契約満了を迎えると見られる30歳のストライカー、エヴェラウドをリストアップしたということだ。
またSCコリンチャンス・パウリスタは前回夏の移籍市場で、エヴェラウドに獲得オファーを出したものの、実現には至らなかった。さらに、サントスFCも獲得を目指していると言われる。
この2チームは以前からもエヴェ獲りが噂されていた。そうした名門と競合する形になるため、「ゴイアスは厳しい競争に直面するだろう」という。
エヴェラウドは1991年7月5日生まれ、30歳。181センチ・80キロ。2019年はメキシコ1部のケレタロFCからブラジル1部のシャペコエンセにレンタルされて、31試合・12ゴールと活躍。チームの降格を受けて、2020年、鹿島に加入。するとシーズン途中から覚醒し、33試合・18ゴールとリーグ得点ランキング2位の好成績を残した。
2021シーズンはJ1リーグ28試合・1得点・4アシスト、公式戦通算38試合・9得点・8アシストだった。
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[文:サカノワ編集グループ]