日本代表DF吉田麻也にアル・ガラファが獲得オファー!イタリア人指揮官が熱望
サンプドリアの吉田麻也。(Photo by Getty Images)
カタールの強豪、ACLを見据えて。
イタリア・セリエAのUCサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也に、カタールの強豪アル・ガラファが獲得に名乗り――。
イタリアメディア『カルチョメルカート』は12月13日、「サンプドリア吉田に、アル・ガラファがオファー」と報じた。記事によると、アル・ガラファを率いる45歳のイタリア人アンドレア・ストラマッチョーニ監督が、この日本代表のキャプテンであるセンターバックの獲得を強く希望しているという。「とりわけクラブの財務状況を考えると、複雑に込み入った案件」とのことだが、1月の移籍市場に向けて、動きが見られるそうだ。
アル・ガラファとしては、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を視野に入れての強化策。チームの平均年齢は23.4歳と非常に若く、そこに33歳にしてワールドカップ(W杯)をはじめ幾多の激闘を戦ってきた吉田の経験を必要としている。
またアル・ガラファは、ベネヴェント・カルチョで活躍したマリ代表FWシェイク・ディアバテ、さらにユベントスFCなどに在籍したブラジル出身のガブリエウ・ピレスと、二人の“イタリア・セリエA”出身の選手がチームを牽引している。そこにセリエAで3シーズン目を戦う吉田という“守備の柱”を加えたいという構想だ。
現在アル・ガラファは5勝4敗で4位。3位に入ればACL予選、1・2位であればACL本選の出場権を得られる。
一方、吉田は日本代表のカタールW杯最終予選11月シリーズでヒザを負傷し、サンプドリアへの合流直後は試合を欠場。その戦列復帰したものの3試合連続でベンチスタートとなっていた(2試合途中出場、1試合控え)。すると直近のアウェーでのジェノアFCとの“ジェノバ・ダービー”で5試合ぶりの先発復帰。フル出場で3-1の勝利に貢献した。
不屈の日本代表DFは今季末の2022年6月までサンプドリアと契約を結んでいる。
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[文:サカノワ編集グループ]