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横浜FM、名古屋がブラジル人MFニコンの獲得を争う。さらにあと1チーム!?アトレチコPRのエース級アタッカー

アトレチコ・パラナエンセのニコン。(Photo by Buda Mendes/Getty Images)

オミクロン株の影響も心配されるが…。

 ブラジル1部(セリエA)のアトレチコ・パラナエンセに所属しているMFニコン(Nikão)ことマイコン・ヴィニシウス・フェレイラ・ダ・クルスが、Jリーグ移籍に向けて動いている。来季優勝を狙う横浜F・マリノス、名古屋グランパス、さらに日本のもう1クラブが獲得へ名乗りを上げているという。

 ニコンは1992年7月29日生まれ、ブラジル出身の29歳。174センチ・73キロ。アトレチコPRでは背番号「11」をつける攻撃的ミッドフィルダー。トップ下を主戦場に両サイドでもプレーし、2021シーズンはリーグ26試合・3得点・5アシストを記録。今季公式戦通算は46試合・9得点・12アシスト。これまで海外でプレーした経験はない。

『ゴール・ブラジル』が11月29日に報じたレポートによると、ニコンは今季でアトレチコ・パラナエンセとの契約が満了を迎える。そのあとの行き先で最も可能性が高まっているのが「日本」だという。そして、横浜FM、名古屋、さらにもう1チームが獲得を目指していると報じる。

 ただ、日本では新型コロナウイルスのオミクロン株の海外での流行により、11月30日から、新規入国の規制が改めて強化された。今年のようにJリーグ・バブルの活用などにより入国が実現できるのかどうかなど、外国籍選手を迎え入れるには、リーグ・クラブと政府による調整も求められそうだ。

 実績十分なブラジル人アタッカーが海を渡るのか? このオフのマーケットで、注目される一人だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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