ベルギーのロケレンがコロナ破産!天野純と小池龍太所属、負債500万ユーロ

天野純。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

新投資家見つけられず、クラブ97年の歴史に幕…今後はKFC・VWハメとの合併を模索か。

 前横浜F・マリノスの天野純、前柏レイソルの小池龍太が所属するベルギーリーグ2部のスポルティング・ロケレンが4月20日、破産を宣言した。これまで選手やサプライヤーへの支払いの遅滞が生じ、ベルギーサッカー協会からプロライセンスをはく奪されていた。クラブは事実上解体したあと地域リーグから再出発を図るか、KFC・VWハメとの合併を模索する。すでに経営難が叫ばれていたなか、新型コロナウイルスの感染拡大によるリーグの早期中断がトドメを刺す形となった。

『テレス・インフォ』『VL』など現地メディアや『BBC』によると、ロケレンは約500万ユーロ(約5億8000万円)の負債を抱え、その返済を目指していたものの、新たな投資家(スポンサー)を獲得できなかったという。

 2012年、14年とベルギーカップ2度の優勝を誇る1923年発足の古豪だが、創設から97年の歴史に一旦幕を降ろすことになった。

 ロケレンのルイ・デ・フライ代表は「私たちはできる限りの努力をしたものの、残念ながら時間を許すなかで、新たな投資家を見つけることはできませんでした」と語っている。『テレス・インフォ』の記事では、「世界中のサッカーが活動休止に追い込まれるなか、収益の減少を余儀なくされ、(ベルギーでは)リーグ戦も終了したため、多くのクラブが有効的に機能させられず苦労をしている」と、新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大するなか、先行きがまったく見えず、スポンサーが付きにくい状況になっていたと指摘している。

 森保一監督のもと、日本代表にも選ばれている天野が横浜FMから期限付き移籍、小池が柏から完全移籍で海を渡り、この1年間、ロケレンでプレー。1部昇格を目指したもののチームは低迷、”救世主”になることはできなかった。

 天野はリーグ戦24試合・3得点・3アシスト(公式戦通算26試合・4得点・4アシスト)、小池はリーグ27試合・2得点(同29試合・2得点・1アシスト)を記録していた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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