中国・深圳の10歳児刺殺事件、岸田首相「極めて卑劣な犯行」。日本代表は11月アウェー戦
岸田文雄首相。(Photo by Maryam Majd/Getty Images)
日中関係の緊張増すなか、横浜FMと川崎が来月、ACLで中国にて対戦。
外務省などの発表によると、中国・深圳で日本人学校に通う10歳児が9月18日の通学途中に44歳の男に刃物で刺された事件で、19日未明に亡くなった。男は犯行直後に逮捕されている。中国での日本人学校の児童を狙う犯行は今年に入り二回目。
この発表を受けて、岸田文雄首相はエックス(@kishida230)で三回の投稿に分けて、次のようにメッセージを発信した。
「昨日、中国広東省深圳市で男に襲われた深圳日本人学校の児童が、19日未明に逝去されたとの報告を受けており、深い悲しみを禁じ得ません。心からのお悔やみを申し上げます。極めて卑劣な犯行であり、重大かつ深刻な事案と受け止めています」
「御家族の御心痛は察するに余りあります。政府としては、引き続き全力で御家族の支援にあたってまいります。今は先ず、中国側に対し、事実関係の説明を強く求めていきます。犯行から既に一日以上が経っていることからも、一刻も早い説明を強く求めるよう、指示いたしました」
「このような事案は二度と繰り返されてはなりません。引き続き、日本人の安全確保と再発防止を中国側に強く求めていきます。同時に、日本政府としてできることは全て行っていきます」
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日中関係の緊張が増すなか、10月22日・23日にはAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、横浜F・マリノスが山東泰山足球倶楽部、川崎フロンターレが上海申花とアウェー戦に臨む。また、サッカー日本代表が11月19日には中国(開催地・未定)で、北中米ワールドカップ最終予選の第6戦、中国代表と対戦する。