渾身ヘッド弾! 久保建英が掲げたTシャツ、一体誰へのメッセージだった?「イオンゴ、俺たちは味方だ」
久保建英がゴールセレブレーションで、Tシャツを掲げる。クラブ公式インスタグラムより
チームメイトから託されて掲げる。
[スペイン1部 17節] レバンテ 1-1 レアル・ソシエダ/2025年12月21日(現地20日)/エスタディオ・シウダ・デ・バレンシア
スペイン1部リーグ第17節、レアル・ソシエダはアウェーでレバンテUDと対戦し、久保建英(Takefusa KUBO)のジャンプヘッド弾で先制したものの、90+4分にPKによる失点で追いつかれ、勝点1を分け合った。
この試合で注目を集めたのが、前半アディショナルタイム、ゴールを決めたあとの久保のパフォーマンスだった。
久保は得点後、スタンドに集まったレアル・ソシエダのサポーターに向かって拍手を送り、両手を合わせた。バスク地方紙『バスク・デイリー ドノスティア』は「謝罪のジェスチャー」を示したと伝えている。
同紙は、この振る舞いについて、「ここ数週間の不安定なパフォーマンスを自覚」したうえでの「敬意と感謝の表れ」だと報じている。
さらに久保は、ゴールセレブレーションの流れで、チームメイトから渡されたTシャツをサポーターに向けて掲げた。そこには「頑張れ、イオンゴ、俺たちは味方だ!」というメッセージが記されていた。
同メディアによると、これはレアル・ソシエダの栄養士イオン・ゴメス氏へのエールだったそうだ。このTシャツが「クラブ内の結束とサポートの意思を象徴するもの」だったと指摘している。また『AS』によると、リザーブチームのスタッフであるゴメス氏は現在、苦しい闘病生活を強いられ「辛い時期にある」ということだ。
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あとは……。後半アディショナルタイムの数分間、しっかり逃げ切ることができていれば、最高の勝利をプレゼントできたはずだった。それだけに悔やまれる結末となってしまった。




