久保建英が明かすメッシへの羨望「レフティの頂点」
リオネル・メッシ(左)と久保建英(右)。写真:徳原隆元/C)Takamoto TOKUHARA
マドリディスタだが、憧れの存在であることは変わらない。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英がこのほど『アス』のインタビューに応じ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いスペインリーグが中断するなか、さまざまな質問に答えた。
昨季のプレシーズンはレアル・マドリードの一員としてプレーし、「今はすっかりマドリディスタです」と語る久保だが、一貫して憧れの存在はFCバルセロナのアルゼンチン代表リオネル・メッシであると語ってきた。
今回のインタビューでも、「メッシはお手本にしているの?」という質問に、次のように答えている。
「個人的に知り合いではありませんが、多くの若い選手が参考にしていますし、実績のある選手です。小さい頃から、よく彼の動画を見ていました。偉大な選手です。彼は私にとっても、身長があまり大きくないけれども、ドリブルとボールさばきを特長としていて、多くのレフティにとって、参考になる存在です。メッシはその頂点です」
そのように32歳になるサッカー界最大のスターを、憧れであり、目標の存在に挙げている。
しかし一方、久保はあくまでもマドリディスタであることも強調している。
「(育成世代でプレーした)バルセロナはもちろん、(クラブが)制裁を受けたあとに引き受けてくれたFC東京、ローンで半年間お世話になった横浜F・マリノス、そして今はマジョルカに感謝しています。選手のみんな、トレーナーの方々、私を育ててくれた人たち、今の自分になれるようにしてくれたみんなに感謝しています。18歳になった時にチームを選ぶチャンスがあり、そこでレアル・マドリードを選びました。とても感謝しています。私は今はすっかりマドリディスタです」
そのようにマジョルカでしっかりと結果を残してチームに貢献し、将来的にはレアル・マドリードで”Takefusa KUBO”として貢献したいと語っている。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大のため中断中のスペインリーグは、スペイン政府が健康に害がないと判断したあと再開する方針だ。現在のところは日程は「未定」となっている。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Takefusa KUBO talks about Rionel Messi .