ブラジルで大注目!長友佑都に「本田ルート」、グアリンがヴァスコ加入を後押し
長友佑都が復活を誓う!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「最高のサポーターとともに一緒プレーしないか?」
ブラジルメディア『ランセ』は2月23日、ブラジル1部リーグCRヴァスコ・ダ・ガマのMFフレディ・グアリンがSNSのインスタグラム(アカウントは @fguarin13 )で、トルコ1部リーグのガラタサライSKで戦力外状態となっている長友佑都(ガラタサライSK)に対し、ヴァスコ・ダ・ガマ入りを勧める投稿をしたことを報じた。ブラジルでにわかに「Yuto NAGATOMO」が注目を集め始めている。
記事では『「本田ルート」だ。グアリンが日本人の友人をヴァスコの補強に勧める』と題し、今回のコロンビア代表MFグアリンの投稿とともに長友のキャリアなどを詳しく紹介している。
日本代表DF長友とグアリンはインテル・ミラノ時代にチームメイトとしてプレーしていて、非常に仲が良かったという。
ガラタサライは1月末までの冬の移籍市場で補強を敢行。トルコリーグの外国選手枠14人を超える16人になってしまったため、長友を「登録外」とした。
1月末で欧州主要リーグの冬の移籍マーケットが閉じたため、長友はそれ以外のロシア、MLS(メジャーリーグサッカー)、ロシア(2月末まで)日本(3月27日まで)、そしてブラジルが移籍先の候補に挙がっていると言われてきた。
しかし記事では、長友の約280万ユーロ(約3億4000万円)と言われる年俸がネックになり、財政面に問題を抱えるヴァスコ・ダ・ガマでは、到底支払い切れないということだ。
ちなみにトルコ国内では、長友はガラタサライと2020年6月まで契約を結び、サラリーは残り半年間で約100万ユーロ(約1億2000万円)だと言われている。
そうしたなか、グアリンは長友に対し、インスタグラムのストーリーで長友の写真とともに、「友よ、最高のサポーターとともに一緒にプレーしに来てください!」と呼び掛けたのだ。とてもストレートなメッセージである。
『ランセ』では「彼は誰?」と、長友に関する情報をまとめている。ワールドカップ(W杯)に3大会連続で出場し、日本代表122試合・4ゴールを記録し、インテル、そしてガラタサライでプレーしてきたことなどを伝えている。
本田の加入フィーバーにより、日本歴代最強DFの一人である長友にも脚光が集まっている。現在もトルコのイスタンブールで練習を続ける長友だが、最近はSNSによる発信も控えているようである。
長友のアクションに、ブラジルからも注目が集まる。
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[文:サカノワ編集グループ]