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長友佑都にヴァスコ・ダ・ガマ移籍の噂浮上。インテル時代同僚のコロンビア代表MFが推薦もネックは…

長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

トルコメディアは「南米から問い合わせが来ている」と報じていたが…。

 ブラジル1部リーグCRヴァスコ・ダ・ガマでプレーする元コロンビア代表MFフレディ・グアリンが2月22日、自身のSNSのインスタグラム(アカウントは @fguarin13 )のストーリーで、イタリア・セリエAのインテル・ミラノ時代の同僚である長友佑都(ガラタサライSK)の写真をアップするとともに、「ヴァスコ・ダ・ガマにおいで、一緒にプレーしよう」と呼びかけた。この発信を受けて、長友のSNSのコメント欄に、ヴァスコ・ダ・ガマのファンからの”勧誘”の書き込みが殺到。こうした状況を受けて、ブラジルメディアの『ネットヴァスコ』が長友獲得の可能性に関する記事を掲載した。

 しかし記事では「彼は約280万ユーロ(約3億4000万円)と年俸が高額で、ヴァスコ・ダ・ガマに来ることはあり得ない」と、ブラジルでは珍しく、その噂について完全に否定的な見解を示している。例え長友サイドが条件を下げたとしても、財政的に苦しいクラブは彼を雇える状況にはないという。

 ちなみにトルコメディアによると、長友はガラタサライと2020年6月まで契約を結んでいて、サラリーは残り半年間で約100万ユーロ(約1億2000万円)だと言われるという。冬のヨーロッパ主要リーグのマーケットが1月で閉まってから、すでに約1か月が経過しているため、その条件はさらに下がっているか。

 33歳の日本代表DFはトルコリーグの定める外国籍選手の登録数の関係で、ガラタサライの選手登録から外れてしまい、新たな移籍先を模索している。トルコメディア『フォト・シュポル』は2月6日の時点で、長友に日本復帰の意思はなく、これまで南米のアルゼンチンとブラジルから問い合わせが来たと報じていた。なお、移籍マーケットは、Jリーグが3月27日まで、さらにはロシア(今月いっぱい)、ブラジル、メジャーリーグサッカー(MLS)などが開かれている。

 一方、長友は2月5日夜、SNSのツイッター( アカウントは @YutoNagatomo5 )で、「移籍期間から自分のいろんなニュース飛び交ってるけど、自分でも知らないニュースばかり。笑 話題にしてもらえるのはありがたいけど、もうちょっと正しい情報出してくださいな。 まぁどちらにせよ長友佑都は不死身なので、どんな状況でもぶっ飛ばしますよ! 自分の真骨頂みせます!!」とつぶやいていた。

 ブラジルでにわかに浮上した移籍の噂。これもボタフォゴFRに加入した本田圭佑効果の一つと言えるか。グアリンも心配しているのだろう。日本最強のサイドバックの動向に、再び注目が集まりそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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