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神戸退団ウェリントンが「ボタフォゴ」加入へ。本田圭佑と強力タッグかと思われたが…

神戸を退団したウェリントン。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

サンパウロ州をホームにする、2部の別チームと契約合意か。

 ブラジルメディア『フチボール・インテリオル』は2月6日、ブラジル2部リーグ(セリエB)のボタフォゴFCがヴィッセル神戸を退団したFWウェリントンと契約に合意したと報じた。アビスパ福岡、湘南ベルマーレ、そして神戸でJリーグを席巻してきたストライカーが、母国でのプレーを選択することになるか――。

 ウェリントンは1988年2月11日生まれ、ブラジル・サンパウロ出身、31歳。188センチ・90キロ。

 これまでのキャリアは、SCインテルナシオナル ― ADサンカエターノ ― ナウチコ ― TSG1899 ホッフェンハイム(ドイツ) ― FCトゥエンテ ― フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ) ― フィゲレンセFC ― ゴイアスEC ― CAリネンセ ― ECペロタス ― 湘南ベルマーレ ― AA ポンチ・プレッタ ― アビスパ福岡 ― ヴィッセル神戸。

 ゴールを奪い切る圧倒的な爆発力に加え、強靭なフィジカルを生かしてキープ力にも長けて、多くのチャンスを作ってきた。2019シーズンは神戸でJ1リーグ15試合・6得点を記録していた。日本での通算成績はJ1リーグ88試合・19得点、J2リーグ92試合・46得点。

 記事では、ブラジルで最後にプレーしたのが2015年のポンチ・プレッタで、10試合・2ゴールだったと伝える。

 このボタフォゴFCはサンパウロ州のリベイラン・プレトをホームにしている、本田圭佑の加入するボタフォゴFRとは別チームだ。ボタフォゴFCはセリエBに所属していて、2014年には元日本代表でアルビレックス新潟元監督の呂比須ワグナー氏が指揮を執っている。

 一方、リオデジャネイロ州リオデジャネイロをホームとする「ボタフォゴFR」の本田は2月7日に日本を出発して、8日にリオデジャネイロでの歓迎セレモニーに臨む予定だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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