「腹立たしい…」鎌田大地が芸術的なゴールもドロー、フランクフルト強化責任者が怒り!グラスナー監督はEL準決勝ウェストハム戦へ切り替える
フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ELベスト4第1戦、日本時間29日4時から!
[ブンデス1部 31節] フランクフルト 2-2 ホッフェンハイム/2022年4月23日15:30(日本時間23:30)/ドイチェ・バンク・パルク
ドイツ・ブンデスリーガ1部31節、アイントラハト・フランクフルトはTSG1899ホッフェンハイムと2-2で引き分けて、リーグ6試合勝ち星なし。日本代表MF鎌田大地が技ありのショットで今季4点目を決めた。
チームは来季ヨーロッパ・カンファレンスリーグの出場権の圏内からも大きく離れている。そのため、FCバルセロナを下してベスト4に進んだヨーロッパリーグ(EL)に全力を傾けている。
そうした状況もあったとはいえ、鎌田のスーパーゴールで逆転しながら追い付かれてのドロー――。『フランクフルター・アルゲマイネ』によると、フランクフルトのマルクス・クレシュ・スポーツダイレクターは試合後、「勝てずに非常に腹立たしい……。管理的モードに陥ることが多すぎた。受け身になりすぎ、リズムがなかった」と怒りを露にしたそうだ。一方、クレッシュ氏は「木曜日はまったく違うゲームになるだろう」と、ウェストハム・ユナイテッド戦を見据えていた。
確かに詰めの甘さは気になるところではある。オリバー・グラスナー監督は「2対2のスコアは妥当だったと思います。視線は木曜日に向けられています。(主力選手を疲労回復にあてるなど)期待しかありません」と、EL準決勝への期待を口にした。
フランクフルトは日本時間4月29日4時から、まずアウェーでウェストハム戦に臨む。鎌田大地の先発起用は有力視され、長谷部誠もベンチ入りしそうだ。
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