【鹿島】ターレス・ブレーネルがレンタル満了で退団、リーグ12試合に出場し優勝に貢献
ターレス・ブレーネル。(C)KASHIMA ANTLERS
「目標のタイトル獲得を達成できた今、感謝と誇りを胸に」、新たな挑戦へ。
J1リーグの鹿島アントラーズは12月20日、MFターレス・ブレーネル(TALLES BRENER)が、ウクライナ1部FCルフ・リヴィウからの期限付き移籍期間満了に伴い、今シーズン限りでチームを離れることになったと発表した。
ターレス・ブレーネルは1998年5月12日生まれ、ブラジル出身。172センチ・68キロの攻撃的ミッドフィルダーで、AAインテルナシオナルの育成組織を皮切りに、フルミネンセFC、ミラソウFC、ヴィラ・ノヴァFCなどブラジル国内クラブで経験を積んだ。
その後、FCオリンピク・ドネツィク、FCルフ・リヴィウとウクライナでプレーし、フィンランドのクオピオン・パロセウラを経て、2024年8月に鹿島へ加入した。
トップ下を主戦場に、技術力と運動量を武器としてチームに貢献。2025シーズンはリーグ12試合・1得点を記録し、9年ぶりのJ1優勝に貢献した。
ターレス・ブレーネルはクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「鹿島アントラーズとの契約を終了することとなりました。クラブに加入して以来、常に温かいご声援を送ってくださったアントラーズのファン・サポーターの皆様に、心より感謝申し上げます。
加入当初から、私の最大の目標は長年遠ざかっていたリーグタイトルをチームとともに獲得することでした。その目標を達成することができた今、誇りと感謝の気持ちを胸に、クラブをあとにします。
これまで支えてくださったすべての皆様に、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました」
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短い在籍期間ながら、ゴールを予感させるプレーを連発した貴重な戦力だった。果たしてJリーグ再挑戦もあり得るのか、今後の活躍が期待される。




