【浦和】宮本優太が京都からレンタルバック。曺貴裁監督と築き上げた“技巧派CB”の能力をレッズに還元できるか?
宮本優太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
京都で磨かれた“走って闘える”ディフェンダーが3年ぶりに復帰。
J1リーグの浦和レッズは12月23日、京都サンガFCに期限付き移籍していたDF宮本優太(MIYAMOTO Yuta)が2026シーズン(特別大会から)に復帰すると発表した。
宮本は1999年12月15日生まれ、東京都出身。身長171センチ・体重70キロ。田柄フットボールクラブ、ワセダクラブForza’02を経て、流通経済大学付属柏高校、流通経済大学に所属。在学中の2020年と2021年には浦和の特別指定選手としてプレーした。
その後、浦和に正式に加入し、ベルギーのKMSKデインズへの期限付き移籍を経験。2024年の復帰後は京都に期限付き移籍し、昨季リーグ3位に躍進したチームを支えた。
京都では曺貴裁監督のもと、低身長ながらも“走って闘える”技巧派センターバックとしてその能力を磨き上げ、快進撃を支えた。その曺貴裁監督と築き上げた力を浦和へ還元することができるか。浦和にとっても上位に食い込んでいくためのポイントとなる。
足元の技術と対人守備の粘り強さを兼ね備える宮本は、ビルドアップに重きを置く現代型センターバックとしても評価される。複数のポジションでプレー可能な点も、チームにとって武器となる。
宮本はクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「3年ぶりに、このクラブへ復帰することになりました。まずは、再びこの場所に戻ってくることができたことを、心からうれしく思います。今の自分には、たとえ微力であっても、浦和を変える力があるのではないか。そう信じ、この決断をしました」
「2年間、クラブの外から浦和を見てきました。それは、中にいたときには決して見えなかった景色でした。浦和というクラブは、やはり勝ってこそのチーム。勝って浦和を証明し、浦和を証明して勝つ。そのために、初日から全力で取り組んでいきます」
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勝負の2026年、宮本にとって大きな転機を迎える。




