【Jリーグ】2022シーズン入場制限撤廃を決定。ビジター席、全試合設置!
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「声出し応援」は引き続き容認されず。しかし政府と実証のタイミングなど調整へ。
Jリーグは11月29日の実行委員会で、2022シーズン(プレシーズンを含む)からスタジアムの入場可能者を100パーセントまで引き上げる方針が示された。一方、政府との調整により、「声出し」応援は引き続き容認されない。ただし制限なしまで入場者数が緩和されたあと、政府と実証のタイミングを図っていく。
100パーセントの入場制限緩和は、11月19日に示された政府方針に基づき認められることになった。具体的な手続きは試合会場のある各都道府県が申請窓口となる。その手続きに関してはまだ未確定要素が多く、Jリーグや各クラブが各自治体から情報収集したうえ、12月を目途にリーグが各クラブ向けのガイダンスを実施する。
また、ビジター席に関しては、2022シーズンからは「全ての公式試合における原則3パーセント以上のビジター席の設置を求めるものとする」。
ただし、応援スタイルに関しては、新たな政府方針上でも、声を出した応援は引き続き容認されない。政府の見解としても、スポーツ・エンターテイメント業界回復の全体戦略上、まず安全に100パーセントの収容を目指し、そのうえで声を出した応援などの行動制限の緩和を検討していくという順序も示された。Jリーグとしては、継続して政府と実証のタイミングを図っていく。
そのように「声出し応援」の実現に向けた見解が示されたのも一歩前進と言える。
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[文:サカノワ編集グループ]