【浦和L】アジア制覇へスーパーボレー弾の清家貴子「優勝する姿をたくさんの人に見せられて、本当に良かった」。仁川現代を2-1で下しAFCクラブ選手権優勝!
清家貴子がアジア制覇の咆哮!!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「気持ちで打ちました」「心が奮い立った」
[AFCアジア女子クラブ選手権 決勝] 浦和L 2–1 仁川現代レッドエンジェルズ/5月10日18:00/浦和駒場スタジアム
「AFCアジア女子クラブ選手権・インビテーション」の決勝(正式名称『AFC Women’s Club Championship 2023–Invitational Tournament Fina』)三菱重工浦和レッズレディース (日本、WEリーグ)が清家貴子、島田芽依のゴールで、仁川現代レッドエンジェルズ(韓国)に2-1の勝利を収め、優勝を果たした。昨年のAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)での浦和レッズのトップチーム(男子)に続き、ちょうど1年後、男女アベックでのアジア制覇を成し遂げた。
ミスから先制点を与えたなか、清家が流れを一変させるスーパーゴールを決めた。22分、伊藤美紀のロブパスから抜け出して右足を振り抜くボレー弾! 鮮やかな一撃で同点に追い付き、その後の島田の逆転弾につなげてみせた。
「最高です。この浦和というチームで、このスタジアムで、この歓声の中で優勝できて幸せものです」
現在絶好調にあり、なでしこジャパン(日本女子代表)にも選ばれるレッズの11番は試合後のフラッシュインタビューで、「気持ちで打ちました」と笑顔で同点弾を振り返った。
「(育成組織からの出身として)浦和レッズというチームにとってのACL優勝は、どんな意味があるのか。自分が一番分かっているので、優勝する姿をたくさんの人に見せられて、本当に良かったと思います」
そしてWEリーグ制覇も目前に迫る。清家は目を輝かせて、「(大歓声には)心が奮い立ちました。今日ここでアジア一になれたことを誇りに思いますし、来週、次は日本一を獲りに行きます。たくさんの声援をお願いします」
清家は駒場のピッチで満面の笑みを浮かべて、喜びを爆発させた。
浦和Lは5月18日、アウェーでINAC神戸レオネッサと対戦する。清家にはWEリーグ制覇を決めるゴールが期待される。