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【皇后杯】菅澤優衣香がボレー弾!浦和が初優勝、千葉に1-0。大滝麻未は出産後復帰果たす

皇后杯決勝、競り合う浦和の猶本光。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

全4試合無失点で頂点に立つ。

[皇后杯 決勝] 浦和 – 千葉/2022年2月27日14:00/サンガスタジアム by KYOCERA

 皇后杯決勝、三菱重工浦和レッズレディースが日本女子代表(なでしこジャパン)FW菅澤優衣香のゴールで、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに1-0の勝利を収め、初優勝を果たした。前身のさいたまレイナスFC時代を含め7度のファイナルで初の悲願達成。

 両チームにとって、1月5日の準決勝から約2か月ぶりの実戦に。また来週にはWEリーグが再開する。

 菅澤優衣香、猶本光、塩越柚歩ら日本女子代表に選ばれるタレントを擁する浦和に対し、千葉は鴨川実歩を中心としたハードワークを武器に、そして出産を経て復帰した大滝麻未がベンチでスタンバイ。

 前半はそれぞれ球際での潰し合いが続く展開に。スコアレスで後半に入ると、浦和が試合の主導権を掌握する。そしてピッチ全体を活用しながら、ゴールを目指していく。それでも菅澤も千葉の堅守を前に決定的なシュートが枠を超えるなど、なかなかゴールネットを揺らせない。

 それでも61分、安藤梢のパスから清家貴子が右サイドのクロスを放つ。これをファーにいた菅澤がボレー! ミートしなかったもののボールはゴール隅を突いて、ついに均衡を破ってみせた。

 78分には大滝が途中出場し、大きな拍手で迎えられて前線に入る。

 それでも浦和は無失点で勝利。池田咲紀子、南萌華を中心とした守備で今大会、全4試合無失点で頂点に立った。

皇后杯決勝、先制点を決めた浦和の菅澤優衣香。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
千葉の鴨川実歩。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

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[文:サカノワ編集グループ]