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INAC神戸の優勝は持ち越し、広島レジーナに今季初黒星。浦和は勝利で望みつなぐ

INACのWEリーグ優勝決定は次節以降に持ち越しに。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

中嶋淑乃に決勝点を決められる。

[WEリーグ 11節] 広島R 1-0 INAC神戸/2022年5月4日14:00/広島広域公園第一球技場

 INAC神戸レオネッサが5月4日のアウェーでのサンフレッチェ広島レジーナ戦で0-1と今季初黒星を喫し、優勝決定は次節以降に持ち越された。

 引き分け以上でWEリーグ元年の優勝が決まるINACだったが、29分、中嶋淑乃に先制点を決められてしまう。その後もINACも球際には強く行きカウンターを発動させるものの、広島のテクニックも際立ってかわされるなど、なかなか決め切れない。

 結局そのままホームチームが1-0で勝利。INACに今季初の土をつけた。

 INACは14勝2分1敗の勝点44で、2位の三菱重工浦和レッズレディースとは9ポイント差。残り3試合で、INACはあと「1ポイント」を獲得するか、あるいは浦和Lが1試合でも引き分け以下で勝点を落とすと優勝できる優位な状況にある。

 次節INACは5月8日にアウェーで最下位のノジマステラ相模原、2位の浦和は7日にアウェーでマイナビ仙台レディースと対戦する。

 さらにそのあと14日には、国立競技場でのINAC対浦和L戦が組まれている。

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