【横浜F・マリノス】天野純が鹿島から1得点・1アシスト「ロペの後ろにいたら、何かが起きると感じた」
横浜FMの天野純。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「ただゴールへのカバーが二人ぐらいいて、『ヤバイかな』と思ったんですけれど、落ち着いて隅へ流し込みました(笑)」
[J1 23節] 横浜FM 4-1 鹿島/2024年7月14日19:30/日産スタジアム
J1リーグ23節、横浜F・マリノスは天野純の1得点・1アシストの活躍などでで、鹿島アントラーズに4-1の逆転勝利を収めて、リーグ戦の連敗を「4」でストップした。
0-1で迎えた前半終了間際、GK早川友基のミスを見逃さず、天野が冷静に左足で突き刺して同点に。このゴールでホームチームは完全に息を吹き返し、逆に鹿島にとってはダメージの大きな一撃となった。
天野は“何かが起きる”という予感を抱き、ゴール前へ入って行ったと言う。
「エドゥ(エドゥアルド)がボールを持った時、ロペ(アンデルソン・ロペス)のことを見ていて、クロスを放り込んでくるなと思いました。ロペの後ろにいたら、何かが起きると感じて、本当にいいところへボールがこぼれてきました。ただゴールへのカバーが二人ぐらいいて、『ヤバイかな』と思ったんですけれど、落ち着いて隅へ流し込みました(笑)」
「ワンタッチで最初は打とうと思ったんですけれど、フリーというか、もうワンタッチできると感じて。そこで左足の得意の位置へ置けて流し込めました」
さらに52分には、コーナーキックから「セットプレーで点を取れると、本当に試合の展開が楽になると改めて今日実感しました」と、エドゥアルドのゴールをアシストした。
あらゆる悪い流れを断ち切ってみせた。その流れと勝利をもたらしたのは、F・マリノスの『20番』天野の左足だった。
「あのような形で先制点を取られてトーンダウンし、『またか』っていう感じは、正直チームの雰囲気で、やっていて感じました。自分で言うのもなんですが、あそこで同点に追い付けたのが今日の試合の全てだったと思います」
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そこから怒涛のゴールラッシュで、横浜FMが4-1で前節まで2位だった鹿島に勝利! 天野は小さく頷き、確かな手応えを得ていた。